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『ヒラルダ』 コイン大の小さな十字架型の宝具で、人間の女性にしか使えない。 祈ることで所有者の“存在の力”を使ってこの宝具に込められた自在法を発動させる。 その為、所有者は使用後に消滅する。 現在はフィレスによって自在法『風の転輪』が込められ、吉田一美が所持している。 戦闘用の宝具ではないが、所有者は封絶の中でも活動できる。 所有者 フィレス~吉田一美へ 壱)第二期アニメではフィレスから吉田一美に手渡される場所が原作での佐藤家の庭から、御崎高校の屋上に変わっており、またその時はシャナたちが側にいなかった為にフィレスが吉田一美だけに聞こえる「声」で語りかけもしなかった。 弐)また吉田一美が使用後のリスクの高さに思わず『ヒラルダ』を真南川に投げ捨ててしまおうとする場面もあった。 灼眼のシャナへ その2 灼眼のシャナへ戻る
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登録日:2011/12/19 Mon 22 36 40 更新日:2023/01/09 Mon 08 57 12NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 すれ違う思い すれ違う思い←サブラクも最期は気付いた サブラク サブラク←の嫁 トーチ パパゲーナ ヒロイン ヒロイン←本編未登場だが ミステス メア 夢 実らなかった思い 実らなかった思い←死後に実った 小林沙苗 悲劇 愛しい蝶 戯睡郷 灼眼のシャナ 異世界人 紅世の徒 蝶 誰の記憶にも残らず←サブラク以外 道化師 力で存在で、他者を圧する強大なる“紅世の王”…… 私は知っています、貴方を ―――“壊刃”サブラク メアとはライトノベル『灼眼のシャナ』に登場するキャラクター。声優は小林沙苗。 歩いてはいけない隣にある異世界“紅世”の住人である“紅世の徒”と呼ばれる異世界人。炎の色は朱鷺(とき)色。 メアはこの世で定めた通称で、紅世での本名である真名は“戯睡郷(ぎすいきょう)”。 本編ではなくゲーム版で初登場した徒。このゲーム版は作者が原案・監修を行った原作設定・ストーリー準拠の外伝であり、メアも正式なキャラクターである。 若く弱い徒で、力の規模もトーチ(存在の力を加工して作る人間の代替物)と大差がない。 ゴスロリ風の衣装と日傘という上品な服装に、可愛らしい顔と金髪の頭部に二対の太い角を生やした少女の姿をしている。 振るうことで炎弾を放つ神楽鈴型の宝具『パパゲーナ』を使う。 以下ネタバレ注意 その正体はミステス(宝具を宿したトーチ)に寄生してる徒で、本体はぶかぶかの服に仮面を付けた道化師の姿をしている。 ミステスに取り憑いている時の体の構成はトーチに準ずる。 ただし、顔のみはメアの素顔。本体の仮面の下の顔も同じである。 元々彼女は非常に弱く小さな力しか持たず、荒れる両界の狭間を運任せでこの世に渡ってきたタイプの徒。 「私は、我らが故郷『渦巻く伽藍』で生きてゆくことが辛かった。 ちっぽけ過ぎる私には、常に力で鬩ぎ合い、片時も心休まることのないあの世界――“紅世”は地獄でしかない」 「だから、ちっぽけな者にとっては無明の荒海に等しい『両界の狭間』を、運任せに渡ってきたのです。 そして、私の前に、新しく素晴らしい世界が広がった」 「私は、この世界が好きだからこそ、ここにいたい。好きな世界の住人を喰らってでも。害なす者として追い回されてでも。 それが、その程度の身勝手さが、今の私の欲望なのです」 敵を避けるためにミステスに宿り小さな気配をさらに抑えている。 自分の弱さ小ささにコンプレックスを持っており、強い劣等感と、そのままで終わりたくない反発による自己顕示欲の狭間で葛藤していた。 本体が仮面と服で自分を覆い隠した姿をしており、ミステスを被らないと素顔も見せないという点もその現れだと思われる。 固有能力としては特殊な自在法『ゲマインデ』を使う。 『ゲマインデ』は周囲の者の意識をメアの創った刹那の夢の舞台に取り込み遊ばせる自在法。 夢の舞台は取り込んだ者の記憶で構築され、メアはこれを自由に操ることができる。 また、夢の世界そのものがメアのようなものなので、内部では基本的にはメアは無敵状態。 反面、欠点が目白押しであり、 まず、取り込んだ者に夢であることに気づかれると夢が解ける上に、現実のメアがダメージを受けてしまう。 そして夢の世界で取り込んだ者が受けたダメージは現実には一切反映されない。ダメージを受けるのはメアのみ。 さらに夢の中の出来事をメア以外の者は、基本的に全て忘れてしまうため精神攻撃にも使えない。 夢の世界でいかに長く過ごそうと現実では刹那のことであるため時間稼ぎもできない。 フレイムヘイズや徒には夢の中でも意識内部への干渉ができず、記憶も覗けない。 つまり、基本的に夢で遊ばせるだけの力。しかも制限やリスクが大きい。 メアは苦心の結果、二つ使い道を編み出しており、 一つは夢に取り込んだ敵にゲマインデの中で戦闘を行わせてその実力や能力を探って逃走の手助けするもの。 もう一つはミステスにかけられる、意志の強さによって強固さが変わる防御の術「戒禁」を侵食、夢の舞台に『敵』として呼び出し、 それを取り込んだ者に破壊させることで戒禁を一時的にほどく、戒禁破りとして使うというもの。 どちらもそれなりには使えるが、前者は敵が現実のメアがどうあがいても逃げることすらできない相手では全く意味がなく、 後者も戒禁を侵食するためにはメア自身が夢の世界のミステスに宿る必要があり、夢の中で倒されると現実の彼女も死亡する。 そして力のある存在ならこの自在法に頼る必要もなく結果を出せる程度の力である。 劇中では本編の二年以上前に、アジアでフレイムヘイズに殺されそうになったところを“壊刃”サブラクに助けられ、 礼として差し出した短剣の受け取りを拒否されたことをきっかけに、彼に同行するようになる。 初めは単に恩を受け取らないサブラクに対する自己顕示欲として自分のことを知らしめようと同行し、 彼の人となりを知る内に、徐々に彼に惹かれていき、ここにいたい、という気持ちがサブラクの側にいたい、 彼と並んで歩いても恥じることなく歩きたい、彼の隣という“ここ”に居たいと思うようになる。 そのために、ちっぽけで弱く誰にも気にかけられない今の自分とは全く違う、 彼のように強く大きな、誰も彼もを巻き込めるような力を欲しいと願うようになる。 願っても埋められない彼と自分の間に広がる大きな力の差に引け目を感じながらも二年以上共に旅を続けるが、 サブラクから『零時迷子』とそのミステスの情報を聞かされた時、彼女は思う。 もし、私がそれを手に入れることができたら……“壊刃”サブラク、 貴方のように大きな存在であっても、この私を獲物として見、標的として気にかけてくれるのでしょうね 他でもない彼自身から、敵の強大さ、敵わないと止められるも、それを理解してなお発つことを決める。 彼と彼女を繋いでいたはずの短剣を差し出して。彼に気にかけて貰える、大きく強い存在になるために。 要らないのなら、預かるだけで構いません。私がより大きな、誰も彼もを…… そう、貴方さえも振り回せるほどの存在として再会したそのときに、返してください 私は、きっと……なってみせる そのときは、どんな形でもいい……私を見て、笑って、迎えてください そうしてサブラクの元を離れたメアは夏休み中の登校日に御崎高校に現れ、零時迷子のミステスである坂井悠二、 『敵』を作り出し倒させるための要因としてシャナ、夢の世界の補完と保険として吉田一美の意識をゲマインデに取り込む。 夢の世界の中で『敵』に変換した戒禁を差し向け、その大部分を解除することに成功するが、 非常に強固な戒禁を解くために時間がかかっている内に、悠二に夢の世界に気づかれてしまう。 さらにはその鋭敏な感覚と思考力から、ゲマインデの構成原理、さらにはメア本体の居場所まで看破され、 悠二の中から引き摺り出されて戒禁を侵食することも、夢を操ることもできなくなる。 「…まだよ。たとえちっぽけでも…ええ、知ってる、分かってる、誰よりも…。 それでも…いえ、だからこそ、私はあああ!」 そして、当然のように力及ばず 「羨ま、しい……貴方たちのように、大きな、 渦の中に……誰もが、無視、出来ない……強く、 大きな、存在……うらやま、しい…!」 「いや、だ!夢が、覚め、たら…私、のこと、 ここで、あったこと、全部、ぜん、ぶ忘れて、しまう… 私が、 どこ、にも、なにも、 残らない… いや 、 だ…」 自分を倒したシャナたちを恨むことすらできず、ただサブラクと並んで歩ける強大な存在への羨望と、 誰にも気にかけられないちっぽけなままで終わることを拒みながら、彼女の命は消えた。 そしてメアの死とゲマインデの崩壊と共に、シャナたちの記憶からメアのことは消え、戦いがあったことすら忘れられた。 DS版のおまけモードでは彼女は2つのストーリーを持つ。 しかしどちらもバッドエンドと言わざるを得ない。 道化版では人格崩壊して終わる論外であり、少女版では彼女の内面の一端が分かるものの、 どんなに戦ってもサブラクに振り向いて貰えない悪夢のようなシナリオ。 意味も価値も残せなかった彼女の戦いと死。 しかし、ちっぽけなまま終わった彼女をサブラクは決して忘れず、本編へと繋がっていく。 やった……やったわ…… ね、凄いでしょう、サブラク? これで、これでもう誰も、 ちっぽけな蝶を、この私を……。 “戯睡郷”メアを…… 無視できないでしょう? ほら、強い私を見て ほら、大きな私を気にかけて ……サブラク…… ……どこにいるの? ……まだ、なの? ……まだ、私を知らない奴がいるの? ねえ、教えて…… ねえ、答えて…… 強くて大きい私に…… “壊刃”サブラク…… …………ああ、 もっと私が知られるよう、 全てが、私を無視できないよう 戦い続けなきゃ…… ずっと、ずっと、 戦い続けなきゃ…… ずっと、ずっと、追記・修正し続けなきゃ…… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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◆電撃文庫刊 ●A/Bエクストリームシリーズ ・A/Bエクストリーム CASE-314[エンペラー] ISBN4-8402-2071-9 ・A/Bエクストリーム ニコラウスの仮面 ISBN4-8402-2142-1 ・アプラクサスの夢 ISBN4-8402-2700-4 (以下続刊。誰がなんと言おうと続刊ったら続刊) ●灼眼のシャナシリーズ ・灼眼のシャナ ISBN4-8402-2218-5 ・灼眼のシャナII ISBN4-8402-2321-1 ・灼眼のシャナIII ISBN4-8402-2410-2 ・灼眼のシャナIV ISBN4-8402-2439-0 ・灼眼のシャナV ISBN4-8402-2519-2 ・灼眼のシャナVI ISBN4-8402-2608-3 ・灼眼のシャナVII ISBN4-8402-2725-X ・灼眼のシャナVIII ISBN4-8402-2833-7 ・灼眼のシャナIX ISBN4-8402-2881-7 ・灼眼のシャナ0 ISBN4-8402-3050-1 ・灼眼のシャナX ISBN4-8402-3142-7 ・灼眼のシャナXI ISBN4-8402-3204-0 ・灼眼のシャナXII ISBN4-8402-3304-7 ・灼眼のシャナS ISBN4-8402-3442-6 ・灼眼のシャナXIII ISBN4-8402-3549-X ・灼眼のシャナXIV ISBN978-4-8402-3719-2 ・灼眼のシャナXV ISBN978-4-8402-3929-5 ・灼眼のシャナXVI ISBN978-4-8402-4061-1 ・灼眼のシャナSII ISBN978-4-04-867085-2 ・灼眼のシャナXVII ISBN978-4-04-867341-9 ・灼眼のシャナXVIII ISBN978-4-04-867521-5 ・灼眼のシャナXIX ISBN978-4-04-868007-3 ・灼眼のシャナXX ISBN978-4-04-868451-4 ・灼眼のシャナXXI ISBN978-4-04-870050-4 ・灼眼のシャナXXII ISBN978-4-04-870960-6 ・灼眼のシャナSIII ISBN978-4048910859 (暫定完結) ◆電撃コミック刊 ・灼眼のシャナI ISBN4-8402-3224-5 ・灼眼のシャナII ISBN4-8402-3503-1 ・灼眼のシャナII with "GRIMOIRE" ISBN4-8402-3496-5 ・灼眼のシャナIII ISBN4-8402-3871-5 ・灼眼のシャナIV ISBN4-8402-4138-4 ・灼眼のシャナV ISBN978-4-04-867201-6 ・灼眼のシャナVI ISBN978-4-04-867556-7 ・灼眼のシャナVII ISBN978-4-04-868136-0 ・灼眼のシャナVIII ISBN978-4-04-868626-6 ・灼眼のシャナIX ISBN978-4-04-870349-9 ・灼眼のシャナX ISBN978-4-04-870979-8 (完結) ・灼眼のシャナX Eternal song ‐遙かなる歌‐I ISBN978-4-04-867557-4 ・灼眼のシャナX Eternal song ‐遙かなる歌‐II ISBN978-4-04-868711-9 ・灼眼のシャナX Eternal song ‐遙かなる歌‐III ISBN978-4-04-870902-6 ・灼眼のシャナX Eternal song ‐遙かなる歌‐IV ISBN978-4-04-886915-7 ・灼眼のシャナX Eternal song ‐遙かなる歌‐V ISBN978-4-04-892231-3 (完結) ◆電撃hp・その他収録(文庫収録外) 作者インタビュー 鈴木鈴&高橋弥七郎(電撃hp17号収録) ISBN4-8402-2079-4 電撃エンターテイナー・クローズアップ 高橋弥七郎(電撃hp26号収録) ISBN4-8402-2523-0 アプラクサスの夢 アフターアンドアウトサイド(凪良氏のサイト内に掲載) 灼眼のシャナ リシャッフル(いとうのいぢ画集『紅蓮』に掲載) ISBN4-8402-2898-1 灼眼のシャナ ボールルーム(『アニメ灼眼のシャナノ全テ』に収録) ISBN4-8402-3547-3 灼眼のシャナ ゾートロープ(1,2章電撃hp45号掲載、3,4章2007年電撃大王三月号掲載 → 『灼眼のシャナSII』に収録) 灼眼のシャナ ノーマッド(CDドラマ版の小説化。電撃劇場文庫『灼眼のシャナM』→『灼眼のシャナSIII』に収録) 灼眼のシャナ ヴァージャー(2008年電撃文庫MAGAZINE 11月号増刊 とらドラ!VS禁書目録 →『灼眼のシャナSIII』に掲載) 灼眼のシャナ ジャグル(『アニメ灼眼のシャナIIノ全テ』に収録) ISBN978-4-04-868122-3 しゃくがんのしゃな(電撃ヴんこ収録 通販限定 → 『灼眼のシャナ0』に収録) しんでれらのしゃな(電撃h収録、通販限定 → 『灼眼のシャナ0』に収録) かぐやひめのしゃな(いとうのいぢ画集II『華焔』に掲載) ISBN978-4-8402-3987-5 おじょうさまのしゃな(いとうのいぢ画集III『蒼炎』に掲載) ISBN978-4-04-867990-9 幸福刈り(電撃hp23号]]収録) ISBN4-8402-2364-5 マイナスイオン狩り(おかゆまさき氏のブログに掲載) 撲殺天使ドクロちゃん(アニメDVD『撲殺天使ドクロちゃん』1巻に同梱 → 撲殺天使ドクロちゃんですに収録)
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登録日:2011/10/03(月) 19 54 04 更新日:2021/04/26 Mon 22 38 53 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 アストラル アラス アラストオル アラストール シャナ フレイムヘイズ マティルダ・サントメール 大塚明夫 天壌の劫火 天敵は千草ママ 天罰狂い 天罰神 娘さんをください 江原正士 灼眼 灼眼のシャナ 炎 異世界人 破壊神 神 紅世の徒 紅世の王 紅蓮の炎 裁きたがり 頑固親父 魔神 「貴様は、何処を、見ているのだ」 「我らは、共に生きて、此処に在る」 「我が女、マティルダ・サントメールの……生き様を、見よ」 アラストールとはライトノベル『灼眼のシャナ』に登場するキャラクター。 アラストールはこの世で定めた通称で、紅世での本名である真名は“天壌の劫火(てんじょうのごうか)”。 ファンからはたまに「荒須徹(あらす とおる)」と日本人っぽく呼ばれる。というか作中でもそんな感じで呼ばれることもある。 声優 ドラマCD大塚明夫 アニメ 江原正士 シャナと契約し、異能の力を与えている“紅世の王”。炎の色は紅蓮。 シャナと契約する以前からこの世に渡り来ており、シャナの前にも人間と契約しフレイムヘイズとして活動していたことがある。 シャナにとっては、師にして友、父にして兄と言うべき存在で絶大な信頼を置かれている。 ただの“紅世の王”ではなく、紅世で『神』と称される紅世における世界法則の体現者の一柱(ゆえに「真正の」と表現される)。 持ちたる権能は「審判」と「断罪」。 神格は『天罰神』だが、その天罰は破壊によるものなので、「天罰下す破壊神」、神をも殺す神として「魔神」とも呼ばれる。 アラストールと同格の存在は“祭礼の蛇”と、“覚の嘨吟”シャヘルのみである。 能力は権能そのものである討ち滅ぼすための力そのものと、炎。 漫然と使うだけでは単純な炎と大差ないが、意志と技能を合わせることで凄まじい破壊力を発揮する。 顕現した姿は、巨大な紅蓮の焔。灼熱の炎の中に漆黒の塊を奥に秘め、太い足と鉤爪の生えた腕、 有角の頭部、夜空を思わせる皮膜を張った翼と本当に燃えている灼眼を持つ。 漫画版「ES」では「炎をまとった漆黒の魔神」という形で描かれている。 現在はシャナと契約しているためその体である『器』の中に休眠しており、意識のみを黒い宝石を意匠したペンダント型神器“コキュートス”に表す。 人物像 使命感が強く堅物で厳格、遠雷の轟くような声で話す。 『天罰神』であるため、世界の秩序に関して特別使命感が強く、紅世からこの世に渡り来たのも両界に仇なす同胞に天罰を下すため。 だが割と世話好き。そして親馬鹿。あと女性に対しての押しが弱い。 「そういうところは、やっぱり父親みたいに厳しいんだなって思ってさ」 「まるで、そういうところ以外が情けないように聞こえるが」 立派な時は立派なのだが、駄目な時は情けない。 威厳と情けなさが色々と紙一重である。 天罰神としての自分にはプライドがあるらしく、自分の評判が数百年間表に出ない間にすっかり零落していたと知ったときは、あまりのショックにしばらく意気消沈している。 この世の人間の成長や感情の機微に対しては疎い以上に常識知らず(どうも、そういう面ではどの討ち手よりも遅れていた模様)だが、実は意外な点として建造物の工事や機械類の改造について詳しい。 これは、「天道宮」にて次代の契約者を探していた数百年の間、行動を共にしていたヴィルヘルミナが原因である。 時代が移り変わるにつれて、ヴィルヘルミナは外界の技術をどんどん取り入れては「天道宮」の拡張工事を行っていたのだが、「アラストールが『天道宮』の采配を取っているのだから、どこにどのような改造をどれほど施すのか、彼には詳細に説明せねばならない」という理屈から、工事を行う度にその内容を逐一報告に向かっていた。 言っているところが全くの正論であるため無下にもできず、さりとて流そうとしても真面目一辺倒のヴィルヘルミナには効果がなかったため、結局は工事の内容を詳細に聞かされるハメになり、これが数百年続いていた。 そのため、シャナを育成していたころには大筋で理解できるプロのレベルまで慣らされており、本人もこれには「何が悲しくて工事工法に精通せねばならんのだ」と辟易していた。 しかし、この知識は坂井家にシャナが転がり込んでから後、彼女の情操に良い影響をもたらした千草と「保護者同士の話」をする方法が必要になった際、「“コキュートス”を携帯電話に仕込む」というアイデアの実現に一役買うことになった。 ○天破壌砕(てんぱじょうさい) “紅世の神”は祈りと代償、運と神自身の意思によりその権能を発揮する機能を持ち、『神威召喚』と呼ばれる降臨要請の儀式を行うことで神威を発揮する。討ち手の契約はこれを「この世」の人間と“紅世の王”の間で行うものである。 そして天壌の劫火を呼ぶ神威召喚の名称が“天破壌砕”。“紅世の徒”一体を生贄に“天壌の劫火”を神威召喚する。 召喚主から天罰神を喚ぶ場にして、生贄を選別し固定する「紅蓮の帳」が展開された後、召喚主の祝詞ともに生贄の存在を侵食し動力源へと変換、神威を召喚する。 こうして神としての機能で召喚された天壌の劫火は、顕現して力を振るう際にこの世の存在の力を使う必要がある普通の徒と異なり、この世の存在の力を使う必要がない。 しかもその力は圧倒的で、中世最強を誇った紅世の王“棺の織手”アシズさえ戦闘力の面ではフルボッコできるほどで、 同じ"神゙である創造神“祭礼の蛇”ですら、恐れる力を誇る。 単純にタイマンを張るだけなら作中最強であろう。 しかし、この世でフレイムヘイズの器に収まっている状態で使用した場合、神として顕現したアラストールの膨大な負荷が器となっているフレイムヘイズにかかるため、実質的に使用=死亡という状況になってしまっている。 実際にマティルダはこの儀式を行ったことで死亡している(周囲の予想とは異なり、器の破壊はなかったが疲弊した本人が紅蓮の炎に呑まれて消えた)。 一方でシャナは「トリガーハッピー」によってアラストールの休眠を破られた後に生還しているが、儀式を行ったわけではないので結果としては不明瞭。 ○炎髪灼眼の討ち手(えんぱつしゃくがんのうちて) “天壌の劫火”アラストールのフレイムヘイズの称号。 フレイムヘイズの称号は契約している王とその能力によって完全に固定され、人間側が代替わりしても王が同じなら称号は変わらない。 称号の通り、フレイムヘイズの力を使う際にはいずれも火の粉を散らし赤く輝く「炎髪」、灼熱の焔のように煌く「灼眼」が顕れ、 アラストールの翼の一部が顕現した黒衣「夜笠」を纏う。 アラストールの力である『討ち滅ぼすための力と、炎そのもの』と、自身の「強さのイメージ」の融合により生まれる力を振るう、炎使いのフレイムヘイズとなる。 ちなみにいずれの力も元々の名前がないため、それぞれが付ける。 マティルダ・サントメール 初代『炎髪灼眼の討ち手』にしてシャナの先代。アラストールの力を持て余すことなく自在に振るい、「当代最強」と称された。 本編の数百年前に契約し、フレイムヘイズとしてこの世で活動を始める。 契約当初のマティルダの物言いから「なんと理屈っぽくて偉そうで腐った性根の女だ」と憤ったり契約したことを後悔したりとさっそく振り回されがちであったが、 共に数百年間戦い続けていく内に、お互いを深く信頼し尊重しあい、愛しあう仲になる。 強さのイメージは、人間時代の彼女の姿でもあった『自身を先頭に切り込む騎士の軍団』。 その象徴である力は炎を武具や騎乗獣、そして無数の騎士として具現化する『騎士団(ナイツ)』。 軍勢の一体一体が並のフレイムヘイズほどの力を持ち、広範囲に展開しての攻撃や、 密集させての「大殲滅密集突撃(ヴォーパルファランクス)」、一部だけを顕現させ飛び道具として使う、 槍・剣・盾・弓などの武具を生み出し手に持って自分で使う、炎の形を変えて自分そっくり変える、 炎に変換して熱量で焼き尽くすなどを知覚が及ぶ限りの広範囲に展開し自在に操る。 シャナ 二代目『炎髪灼眼の討ち手』。「灼眼のシャナ」の主人公兼ヒロイン。 マティルダの死後、彼女の願いの通りアラストールの新たな契約者に相応しいものを見つけるという約束を果たすべく マティルダの友であったヴィルヘルミナ・カルメルと“夢幻の冠帯”ティアマトー、彼女との約束を果たすために協力する“虹の翼”メリヒム、 そしてアラストールの間で行われ、数百年間の繰り返しの果てに出会い、そして契約した少女。 お互い信頼して、上手くやっているが間柄は先代と異なり親子のそれであり、彼女に対してはアラストールも保護者意識丸出しになる。 数年間二人で一人の旅を続けていたが、偶然訪れた日本の御崎市で出会った少年・坂井悠二に関わり変わっていく少女に、 保護者として色々ヤキモキさせられることになる。 坂井悠二については最初こそ只のトーチにしか見てなかったが共に闘う間に信頼していき、実はシャナと同じぐらい信頼している。 それ故に彼と敵対する事になった今でも表には出さないが彼の心配をする場面などがある。 契約から数年間アラストールの力を殆ど使えず、自分の体や武器に小規模な爆発を起こす程度が精一杯であったが、 御崎市での精神的な成長と鍛錬、戦いの中での力への渇望や葛藤を通して、後に自身の力を十全に振るえるようになる。 決してシャナが未熟なのではないが、「あるもので何とかする」というシャナのやり方が却って成長を阻害してしまっていた。 強さのイメージは、フレイムヘイズになるべく赤子から育てられた彼女が物心ついた時から思い描いてきた『フレイムヘイズとしての強い自分自身』。 その象徴である力は「アラストールの契約者である自分自身」を延長させる形の力。 飛翔・物体・熱量・拡声などのイメージを自身に連動する炎の身体(物体)として具現化する『真紅』、 灼眼と視界を共有し、存在の力と流れを見通す炎の一つ眼『審判』、 放出した炎をシャナが武器として愛用する日本刀の形に凝縮して形成する炎の刀『断罪』、 放出した炎の形を定めず、指向性を持った奔流として自身の腕や武器から放つ『飛焔』など。 力の名称はアラストールの権能の流用と、見たままの印象から名付けている。 「どうして、腕をこっちに向けているのかな?」 「たまには我も、編集・追記のことでの鬱憤を晴らしたいからだ……っ!!」 「わ――っ!し、死にオチか―――!?」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 頑固親父wwww -- 名無しさん (2013-08-30 20 12 07) なお、称号の『討ち手』とは本来フレイムヘイズ全体を指す言葉だが、この世に渡り来たアラス氏が「これ我の契約者の称号に相応しくね?」と勝手に名乗ったとのこと。まあ確かに天罰神の契約者はフレイムヘイズとして理想的なんだが・・・・・・ -- 名無しさん (2014-09-20 14 30 42) ↑名乗ったのは契約者の方だよ。 -- 名無しさん (2014-10-07 00 34 33) そもそも他のフレイムヘイズと違って、武器が天罰の炎そのもので固有の技がないからな(天破壌砕は奥義みたいなもん)。シャナとか他の王と契約してればスグに固有の自在法を手に入れられるセンスがあっただろうけど、力の象徴が抽象的すぎる上に人間性を養う時間もなかったから。超豪華な器を持った天才シェフが幻の食材を手にし、しどろもどろで料理してたら、いつの間にか極上のスパイス(坂井悠二)まで手に入ってた。 -- 名無しさん (2014-10-07 01 26 36) ↑素材の味もシェフの腕も旨すぎたせいで世界大会まで塩コショウのステーキだけで進めましたみたいな状況だったからなぁ。 -- 名無しさん (2020-08-14 18 56 33) 名前 コメント
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【メニュー】 ☆トップページ ☆過去ログ ☆関連リンク ☆著作・関係作 【灼眼のシャナ】 ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ・ヲ・ン A~Z 数字・記号 【A/B】 あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ・を・ん A~Z 記号・数字 灼眼のシャナ 文庫 0-22 全23巻 完結セット (電撃文庫) 灼眼のシャナ コミック 全10巻完結セット (電撃コミックス) 灼眼のシャナX Eternal songー遥かなる歌 コミック 1-5巻 セット (電撃コミックス) 灼眼のシャナ Drama Disk 灼眼のシャナ Assorted Shana Vol.I SPLENDIDE SHANAII Vol.I 灼眼のシャナF SUPERIORITY SHANAIII vol.1 灼眼のシャナ Blu-ray BOX 灼眼のシャナII Blu-ray BOX 灼眼のシャナIII-FINAL- Blu-ray BOX (初回限定生産) 灼眼のシャナS Blu-ray BOX (初回限定生産) 灼眼のシャナノ全テ 灼眼のシャナノ全テ 完 アニメ『灼眼のシャナ』ノ全テ―電撃文庫公式解読本 TVアニメ「灼眼のシャナ」ベストアルバム灼眼のシャナ-BEST-初回限定盤
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『アズュール』 銀色の指輪型の宝具。能力範囲内の炎を消す結界を張る能力を持ち、火除けの指輪とも呼ばれる。 大抵のフレイムヘイズ・“紅世の徒”の炎による攻撃は完全に防ぐことができるが、 炎以外の攻撃に対する防御力は皆無であり、“存在の力”などの、熱量を伴わない見た目だけの炎も消せない。 また強力な炎は消しきれない場合がある(ただしアラストール顕現時の巨大な炎をも防いだことがある)。 “存在の力”を込めることで発動し、その量次第で発生させる結界の規模も変えることができる。フリアグネの死後、悠二の手に渡った。 ちなみにこの指輪の裏側には、フリアグネが愛するマリアンヌに用いようとした『転生の自在法』の自在式が刻まれているが、彼らの秘密の計画だったため、シャナや悠二達はこの事を知らない。 灼眼のシャナへ その2 灼眼のシャナへ戻る
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主題歌 「天壌を翔る者たち』 作詞:KOTOKO 作曲・編曲:高瀬一矢 歌:I ve special unit Love Planet Five(KOTOKO・川田まみ・島みやえい子・MELL・詩月カオリ) 挿入歌 「赤い涙」 作詞:川田まみ 作曲・編曲:中沢伴行 歌:川田まみ 2chのアニソンランキング 453位(2008年05月版) イメージソング・キャラクターソング 関連作品 投票用テンプレ 赤い涙(劇場版 灼眼のシャナ/IN/川田まみ/2007) OP…オープニング曲、ED…エンディング曲、IN…挿入曲、TM…主題曲 IM…イメージソング・キャラクターソング
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御崎市で平凡な日常を過ごしていた高校生の坂井悠二は“燐子”と呼ばれる怪物の出現と共に非日常の世界に巻き込まれ、名も無き少女と出逢った。その名も無き少女は、人知れず人を喰らう異世界人“紅世の徒”を探し討滅するフレイムへイズの一人。彼女は、悠二が自覚のないまま死んでいることを告げ、訳あって“ 紅世の徒”から狙われるようになった悠二を護る様になる。そんな彼女に悠二は、彼女の刀「贄殿遮那(にえとののしゃな)」から「シャナ」という名前をつける。2人は反発しながらも、少しずつ惹かれ合っていく。 ■キャスト シャナ:釘宮理恵 アラストール:江原正士 坂井 悠二:日野聡 吉田 一美:川澄綾子
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いとうのいじのイラストが有名な(?)ライトノベル。中の人はまだ読んでないしアニメも見てないんで論評は避ける。 ヴィルヘルミナ・カルメル シャナ・ニエトノ マージョリー・ドー
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灼眼のシャナ 【メーカー】メディアワークス 【発売日】2006/3/23 動作報告 HDL 7.0c SCPH-50000 ? WinHIP 起動確認 HDL 0.6d SCPH-50000 MAXTOR 6L200P0 HDL_DUMP 0.8.3 起動確認.数時間プレイしてセーブなど支障なし. 商品の説明